こんなところあったんだ
香川で瀬戸内芸術祭が開催されている。
春夏秋と3シーズン行われてて、会期中しか展示がないところもある。
休みで1人だし時間もあるから、今日は春会期にしかやっていない沙弥島にやってきた。
沙弥島、今まで行ったことがなかった。
鑑賞終了後に後悔した。
それぐらい素晴らしい場所だった。
場所は瀬戸内海国立公園の真横だ。
公園駐車場に車を停めて沙弥島に向かう。
元々島だったが埋め立てを行い今の陸続きになったらしい。島だった面影は港が点在していたり、浜辺がある事で確認できた。
少し歩くとまず最初の展示。
展示というより公園の一部だ。登ってみると瀬戸大橋と目線が近くなる。
案内どうり行くと次は砂浜に出た。
確か有名な作品。そらあみだ。
昔はアートを観ても何も感じない人だった。
今日は海と相まってとても綺麗に見えた。
波の音に癒され、天候に励まされた気がした。
このままここでしばらく居座りたいと思える素晴らしい空間だった。
作品も素晴らしかったけど今日は景色が素晴らしかった。
展示場から少し離れた湾があって、そこでの一枚。写真で全てを表現できないのがもどかしい。
波の音と漁船のモーター音。瀬戸大橋を走るマリンライナーの音。他には聞こえる音も無く、湾になっているから紅の豚のマルコがいた秘密基地のようなプライベートスペースみたく感じた。
ずっと前からあったんだろうけど、自分しか知らない隠れた名所を見つけた気分になった。
湾から少し山を登ると瀬戸内海が一望できる場所がある。遮るものがないパノラマビューだ。
今日ここまで来て本当によかった。
自分と自然と瀬戸芸に感謝しつつ感想文を終わりにしよう。ありがとうね。